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研修後アンケート設問20選|まず使う8問と追加12問

研修後アンケートでまず使う基本8問と、目的に応じて足す12問を紹介。理解度、実務への活用、講師、改善点を研修直後に確認し、1か月後は上司の支援や実践時間を確かめられます。各設問に回答から判断できることも添えました。

研修後アンケートは、最初から20問すべてを使う必要はありません。まずは理解度、進行、実務への活用、講師、印象に残った内容、改善点を確認できる基本8問から始めます。

さらに詳しく調べたいときは、目的に合う設問だけを追加します。この記事では、レポアンのテンプレートと同じ基本8問、その回答から判断できること、研修直後または1か月後に足せる12問を順に紹介します。

設問を選ぶ理由や、研修の効果を段階ごとに測る方法は、研修フィードバックアンケートの設計 で解説しています。

まず使う基本8問

以下は、研修後フィードバック テンプレート に入っている8問です。文言と順番をそのまま使えます。

1. 本日の研修内容の理解度を教えてください

5段階で「ほぼ理解できなかった」から「よく理解できた」まで回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 受講者が内容を理解できたかを確認します。低い回答が多ければ、説明の順番や内容の難しさを見直します。

2. 研修の進行スピードはいかがでしたか?

5段階で「速すぎ / 遅すぎ」から「丁度よい」まで回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 進行が受講者に合っていたかを確認します。理解度と合わせて見ると、説明を増やすべき箇所を探せます。

3. 実務に活かせる内容でしたか?

5段階で「活かせない」から「大いに活かせる」まで回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 研修内容が実際の仕事につながるかを判断します。満足度が高くてもこの回答が低ければ、事例や演習の見直しが必要です。

4. 講師の説明は分かりやすかったですか?

5段階で「分かりにくい」から「分かりやすい」まで回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 講師の説明方法に改善が必要かを確認します。理解度が低い原因が内容なのか説明なのかを分けて考える材料になります。

5. 特に学びになったテーマ(複数可)

「基本概念」「実践演習」「グループワーク」「事例紹介」「Q&A」から複数選択で回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: どの内容に価値を感じた人が多いかを確認します。次回に残す内容や、時間を増やす内容を決める材料になります。

6. 研修で最も印象に残った内容を教えてください

任意の自由記述で回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 選択肢では分からない具体的な学びを集めます。講師が意図した要点が伝わったかも確認できます。

7. 改善してほしい点を教えてください

任意の自由記述で回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 次回に直すべき内容、進行、教材、運営上の問題を見つけます。似た意見をまとめて、優先して対応する項目を決めます。

8. 今後受講したい関連研修テーマ(複数可)

「応用編」「事例研究」「ケーススタディ」「個別指導」「メンタリング」から任意の複数選択で回答してもらいます。

この回答から何を判断するか: 次に求められている研修テーマや学び方を確認します。企画の候補を絞る材料になります。

この8問で研修アンケートを作る

目的に応じて足す12問

基本8問だけでは足りないときは、知りたいことに合う設問を追加します。すべてを一度に使わず、回答を受けて実際に改善できる設問だけを選んでください。

研修直後に聞く9問

1. 本日の研修全体に満足しましたか?(5段階:1 非常に不満 〜 5 非常に満足)

判断のヒント: 研修全体の受け止め方を確認します。理解度や実務への活用度と分けて見ます。

2. 資料・教材は理解の助けになりましたか?(5段階)

判断のヒント: スライド、配布資料、演習教材を直す必要があるかを判断します。

3. 研修の目的(ねらい)は明確に伝わりましたか?(5段階)

判断のヒント: 受講者が何を学ぶ研修なのか理解できたかを確認します。

4. 研修前と比べて、知識・スキルは向上したと感じますか?(5段階)

判断のヒント: 受講者が感じた学びの変化を確認します。必要に応じて確認テストの結果と合わせて見ます。

5. 学んだことを、今後1ヶ月以内に実践する予定はありますか?(5段階:1 全くない 〜 5 必ず実践する)

判断のヒント: 研修直後の実践意欲を確認し、1か月後のフォロー対象を決めます。

6. 最初に実践してみたいことを1つ挙げてください(自由記述)

判断のヒント: 受講者が次に取る行動を具体化できているかを確認します。

7. 実践するうえで障害になりそうなことはありますか?(自由記述・任意)

判断のヒント: 時間、権限、道具、周囲の協力など、実践前に取り除くべき問題を見つけます。

8. 申込から受講までの運営はスムーズでしたか?(5段階)

判断のヒント: 案内、申込、会場、オンライン接続など、研修内容以外の改善点を確認します。

9. この研修を同僚にも勧めたいと思いますか?(5段階:1 全く思わない 〜 5 強く思う)

判断のヒント: 研修を他の人にも勧めたいほど役立ったかを確認します。満足度や実務への活用度と合わせて見ます。

1か月後のフォローで聞く3問

10. 学んだ内容を実践することを、上司は支援してくれましたか?(5段階)

判断のヒント: 本人の意欲だけでなく、上司の支援が実践を助けたかを確認します。

11. 実践する時間的な余裕は職場にありましたか?(5段階)

判断のヒント: 実践できなかった理由が、研修内容ではなく業務量や時間不足にあるかを判断します。

12. 実践にあたって、職場から受けた支援、または今後必要な支援があれば教えてください(自由記述・任意)

判断のヒント: 次のフォロー、上司への案内、練習機会など、会社側が用意すべき支援を決めます。

種類別の追加設問

基本8問や追加12問に、研修の種類に合う設問を必要な分だけ加えます。

研修タイプ 追加で聞くべき設問 推奨タイプ
オンボーディング 入社後の不安は軽減されましたか/配属先の業務イメージは持てましたか/今いちばん知りたい・相談したいことは何ですか 5段階+自由記述
管理職研修 自部署のメンバーに対し具体的に変えたい関わり方は/学んだ手法を1on1や評価面談で使えそうか/部下育成で現在いちばん困っていることは 自由記述+5段階
スキル研修(実務) 研修で扱ったツール・手順を実務で使える水準に達したか/追加で練習が必要な操作はどれか/現場のどの業務に最初に適用するか 5段階+複数選択
コンプライアンス研修 違反のリスクが高い場面を具体的に判断できるようになったか/通報・相談窓口の場所と使い方を理解したか/判断に迷う事例で誰に相談すべきか分かるか 5段階+単一選択

コンプライアンス研修では、満足度よりも研修内容に合わせた正誤問題や事例問題を重視します。受講記録と理解度を残しておくと、社内で研修の実施状況を説明しやすくなります。

配布タイミングと回答率の目安

タイミング 何を測る 設問の中心
研修直後 理解度・実務への活用見込み・改善点 基本8問と、目的に合う直後設問
1か月後 実践状況・上司や職場の支援 フォロー用の3問と、実践できたかを聞く設問

直後のアンケートで分かるのは、理解度や実践する意欲です。研修のあとに行動が変わったかを知りたい場合は、1か月後に短いフォローアンケートを送り、実践できたことと妨げになったことを確認します。

回答率を考えるときは 良い回答率の目安、5段階評価を作るときは リッカート尺度の作り方 も参考にしてください。

よくある質問

Q1. post training survey にはどんな質問を入れるべきですか?

まずは理解度、進行、実務への活用、講師、役立ったテーマ、印象に残った内容、改善点、次に受けたい研修を聞きます。さらに詳しく調べる場合は、満足度や実践予定、職場の支援を聞く設問を追加します。

Q2. 研修後アンケートは何問くらいが適切ですか?

この記事の基本8問から始め、目的に必要な設問だけを追加してください。自由記述を増やしすぎず、回答を受けて改善に使える設問に絞ると回答者の負担を抑えられます。

Q3. 満足度を研修の成果として見てもよいですか?

満足度だけで判断するのはおすすめしません。「実務に活かせるか」「実際に試したか」も合わせて確認してください。詳しくは 研修フィードバックアンケートの設計 で解説しています。

Q4. post program feedback form と研修後アンケートは同じですか?

ほぼ同じ意味で、研修、セミナー、プログラムの終了後に受講者へ送るフォームを指します。この記事の基本8問は、研修以外のプログラムにも調整して使えます。

Q5. 研修後の行動の変化はどう測りますか?

直後のアンケートに加えて、1か月後にフォローアンケートを送ります。実践した内容、実践できなかった理由、上司や職場から受けた支援を聞くと、次に必要な対応を決められます。

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基本8問は、レポアンの 研修後フィードバック テンプレート にそのまま用意してあります。研修受講記録や学習の進み具合を厳密に管理する必要がある場合は、専用のLMSと併用してください。

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